
学生時代に運動部だった人は特に良くわかると思いますが、先輩には100%敬語。例えば、高校の野球部で四番でエース投手の一年生でも補欠の三年生には敬語。こんな場合、先輩もちょっと気まずさを出していたように思います。
会社では部下であっても年上ならば、敬語ではなくても丁寧語。決してため口ではない。ため口の上司もいたかも知れませんが、聞いてて美しくないので、周りは白い目でみていたと思います。最近は少しずつ変わって来つつあるのかもしれませんが、
「年上の人には年上という理由だけで敬意を払う」
私はこれが日本における最強の慣習ではないかと考えています。アメリカに住み始めた頃、以前から気になっていたこのことをどう感じるか、多くのアメリカ人に聞きました。