
・「神道って何?」って聞かれて、ほとんどの人は頭でわかっていても、口では説明できないものだと思います。宗教のようですが、「教祖」がいない、「経典」がない、「僧侶」がいない(神主は説教を垂れない)、「教説」もない、「救い」はあるようなないような、あるものと言えば神社と賽銭箱。賽銭も金額によって効き目が変わるらしいと思っている人が多い。つまり、他の宗教一般と比べて何をどう説明すれば良いのかよくわからないのが主因ではないでしょうか。それでも、日本人を縛っていますよね。初詣、お宮参り、七五三、結婚式、地鎮祭は言うに及ばずですが、農村・漁村・山村などでは、よく龍神様が祀られているのですが、地元の方々は平素から大切にお守りされています。神道というと、古事記・日本書紀の神々をまず考えてしまいますが、こういうお社に注目すると、いくつか見えてくることがあります。